幻石〜5つの石を探す旅〜

素人の一次創作サイトです。

幻石〜5つの石を探す旅〜 第8話

顔に2つ、獣の爪でつけられたような痣をもつ男性が、白姫を見つめながら話す。
「会いたかったよ、白姫」
大粒の涙と笑顔をこぼしながら白道が放ったその言葉は、たった一言であったはずなのに、皆をさらに混乱させた。
そして、風は2人の間を通り抜けた。

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7話 あとがき

とうとうこのシーンを書く日がやってきました。
さて、今回初登場した方々がいるので「登場人物」に追加しておきますね。
そう言えば登場人物の分類分けは住んでる場所です。
ちなみに今回色が出てきますが、調べてみると面白いですよ。
私は妹の色図鑑を見て確認しているのですが、赤とレッドって少し違うんですね。
なんでだよ統一しろよ!!!
次回もお楽しみに☆

6話 あとがき

本編は久しぶりですね。
今回もよくわからない話となりました。
あとがき書くことないな…
そうだ、本編では時間が出てきますがあれは適当です。
白姫達の時速なんて知らないし。
たった3日程で端まで行けるんだから相当狭いですね。
3日歩き続けるとどの辺まで行けるんでしょうね。
このペースだと1か月経たずに島一周してしまうううう。
そのくらいの広さってことですよそうだ。
所詮島だし……島だし…………

幻石〜5つの石を探す旅〜 第6話

ようやく家を離れたベネジクト達は、ワンエリアの出口へと向かっていた。
ベネジクトのみがぶつぶつと愚痴を呟いている。
そんな時。
「ベネジクトさん!待ってください!」
中年の男性に声をかけられ、足を止める。
「今まで申し訳なかった……これからはみんなで――」
「言葉なんていらないから。態度で示してくんないかな?口だけならなんだって言える、大人はみんなそう。偉っそーに命令してさ、くれる予定だった報酬なんてくれたことないよね?それにさぁ……今頃言ってきたってことは、シャン様に言われたからでしょ。違う?」
図星だったようで、男性は黙り込んでしまった。
ベネジクトはフーセンガムを吐き捨て、それを燃やす。
そしていつもからは想像もつかない冷たい目と声で告げる。
「うちはあんたらのために魔法使ってんじゃないから」
男性はそのまま呆然と立ち尽くしていた。

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