幻石〜5つの石を探す旅〜

素人の一次創作サイトです。

6話 あとがき

本編は久しぶりですね。
今回もよくわからない話となりました。
あとがき書くことないな…
そうだ、本編では時間が出てきますがあれは適当です。
白姫達の時速なんて知らないし。
たった3日程で端まで行けるんだから相当狭いですね。
3日歩き続けるとどの辺まで行けるんでしょうね。
このペースだと1か月経たずに島一周してしまうううう。
そのくらいの広さってことですよそうだ。
所詮島だし……島だし…………

幻石〜5つの石を探す旅〜 第6話

ようやく家を離れたベネジクト達は、ワンエリアの出口へと向かっていた。
ベネジクトのみがぶつぶつと愚痴を呟いている。
そんな時。
「ベネジクトさん!待ってください!」
中年の男性に声をかけられ、足を止める。
「今まで申し訳なかった……これからはみんなで――」
「言葉なんていらないから。態度で示してくんないかな?口だけならなんだって言える、大人はみんなそう。偉っそーに命令してさ、くれる予定だった報酬なんてくれたことないよね?それにさぁ……今頃言ってきたってことは、シャン様に言われたからでしょ。違う?」
図星だったようで、男性は黙り込んでしまった。
ベネジクトはフーセンガムを吐き捨て、それを燃やす。
そしていつもからは想像もつかない冷たい目と声で告げる。
「うちはあんたらのために魔法使ってんじゃないから」
男性はそのまま呆然と立ち尽くしていた。

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幻石について

今から2000年以上前に、日本から迷い込んだ少女が最後の力を振り絞って創った石のこと。
1の島には時間、2の島には空間、3の島には知識、4の島には意思、5の島には感情を司る幻石がどこかに隠されている。
直径5cmくらいの丸い石で、順に青色、紫色、黄色、水色、桃色となっている。
6の島にあるアレス城の王女、シャンによれば幻石を守る人がそれぞれいるらしい。
存在するかも謎に包まれているので、このくらいしか伝えられていない。

舞台について

地球とは違う世界の花形の島。
幼稚園児が描くような、円に5枚の花弁がついた形。
花弁は尖っている。
北から時計回りに1の島、2の島、3の島、4の島、5の島、中央の円が6の島、となっている。
この世界にはこの島しか存在せず、海には一定の範囲に結界が張られている。
地球にある日本の一部(多数有り)と繋がっており、妖力の強い者のみが島へ入ることができる。
入口らしい入口は存在せず、迷ってたどり着くと言った方が正しいかもしれない。
帰ることは例外を除いて不可能である。
しかし幻石が創られる前は空間が不安定だったため、妖力がなくとも行けたし運が良ければ帰ることもできた。
6の島を除くそれぞれの島には6の島から順に、エリア(都心部)、ルーラル(田舎)、グローブ(森林)、ポイント(先端)が存在する。
1の島都心部はワンエリアという具合に呼ばれている。
6の島からそれぞれの島を繋ぐ道には、その島の幻石を模したゲートがある。
人間、妖、妖精、魔物など多種多様な生物が住んでいる。
ただし人間は本来存在せず、日本から来た者が繁殖したので、言わば外来種のようなもの。